交通事故によるむち打ち損傷(その2)
皆さん、こんにちは。今回は前回の続きをお伝えいたします。
むち打ち症には、分類があるとお伝えしました。その最も多いのが、①頚椎捻挫型です。
①頚椎捻挫型
これは、頚椎の周りの筋肉(胸鎖乳突筋や前斜角筋、僧帽筋、菱形筋、棘上筋、棘下筋、半極筋、板状筋など)や靭帯、軟部組織の損傷や椎間関節の捻挫による痛み、圧痛、運動痛が見られます。寝違えの症状に似たような症状になります。痛み以外でも、頭痛や頭重感、上肢疲労脱力感などの症状も多くでます。個人差はありますが、約3週間程度で軽快することもありますが、数か月間に渡って、辛い症状や痛みに悩まされることもあります。
②根症状型
むち打ちによる強い外力が加わると、頚椎に歪みが生じてしまい、神経根の圧迫が起きます。首の痛みはもちろん、頭部から上肢まで神経症状を出し、腕の痛みや痺れ、だるさ、顔面痛、後頭部痛などが現れ、咳やくしゃみをしたり、首を横に倒す、首を回旋したりすると、症状が強くなります。
これら二つの施術方法は、電気施術やけん引施術以外で、手による施術をすると効果が大きいです。特に、痛みの原因になっている深層の筋肉に施術をすることができる深層筋施術が効果的です。
お困りの事があったら、ぜひ当院へお問い合わせください。
続きは、また次回!!!