スポーツの秋!No.2 でも怪我には注意!!
そろそろ学校や地域の運動会、スポーツの大会の時期となってきました!
良い結果がでるように毎日練習をしているかと思われます。そんな中、もちろん怪我をする人も中にはいますよね。。
本日は運動をして起こりやすい怪我「オスグッド.シュレッター症」について説明させていただきます。
この怪我は10~14歳の成長期の男子に起こりやすい、脛骨粗面(膝のおさらがある下部)への牽引が要因となって脛骨の一部が剥がれてしまったり、大きく隆起し変形してしまうことがある骨の障害です。膝のおさらの少し下の骨の部分が、ポッコリと膨らんでしまい、押すと痛みが出たり、走ったり、ジャンプしたり、曲げ伸ばしをするなどの運動をすると痛むのが特徴です。
この症状が起きる原因は実は筋肉にあるのです。大腿四頭筋という 筋肉が膝関節をまたいでつながる脛骨の前面部分の付着面に「強い牽引作用」「繰り返しの反復作用」がかかり続ける事で発症するのです。
またサッカーやバスケット、テニス、バレーなどジャンプしたり、走ったりという脚を酷使するスポーツをしてる子供達に多くみられます。
人それぞれ個人差があり、少し動いただけでなる人もあれば、疲労の積み重ねでなる人もいます。発症してしまうと激痛を伴います。
一生懸命練習をして運動することも大切ですが、時にはゆっくり安静にすることも大切です。
もしも心当たりがある人はお気軽に当院にご相談ください。