神経根障害と多裂筋 ① ~こうして症状が発生するのである~
おはようございます!たんぽぽ整骨院です!!
今日はどんより曇っていますが気温が高くないおかげで過ごしやすい感じです(´ω`)
このまま秋が来るまでこのような感じの気温が続けばなと思うのですが、、、(´ω`)笑
さて今回は神経根障害(ラディキュロパシー)についてです。
神経根障害とは、椎体の椎間孔から出る神経が圧迫され、その支配している領域の筋肉や感覚・内臓などに痛みや機能の低下などを伴う障害のことを言います。
神経には、運動神経・感覚神経・自律神経の3つがあります。これら3つが椎体にある椎間孔というところから出て全身に走行します。この神経の部分を神経根と呼びます。
この神経根は構造的に障害が起こりやすい部分で、加齢によって椎間板の厚みが減って障害を引き押すものもそうですが、多くは、脊柱に付着する筋肉が短縮すると、神経根が通貨する椎間孔が狭くなってしまい、神経根障害を引き起こしてしまいます。
その脊柱の筋肉を代表するのが、隣接する椎体の棘突起に付着している多裂筋です。
筋肉は悪くなると縮んでしまいます。
多裂筋は1つ1つの椎体に付着するので、縮んでしまうと椎体と椎体の間を狭くしてしまいます。
そうなると椎間孔が狭くなってしまい、神経根が圧迫されて、痛みや動かしづらさなどの症状が起こります。