交通事故によるむち打ち損傷(その3)
皆さん、こんにちは。
さて、今回も交通事故のむち打ち症に関してです。
前回は、むち打ち症の①頚椎捻挫型と、②根症状型に関して簡単にお話しました。今回は、それ以外をお伝えいたします。
③バレ・リーウ型
別名、頚部交感神経症候群と言います。頚椎にそって走行している椎骨動脈の血流が低下して、頭痛、後頭部痛、めまい、耳鳴り、視力障害、顔面や上肢の感覚異常などが起こります。これは、頚椎が損傷してしまい、椎骨動脈神経の緊張によっておこるとされています。
④混合型
根症状型とバレ・リーウー型が同時に起きます。
⑤脊髄症状型
頚椎の脊柱管を通る脊髄(頚髄)が損傷したり、足に伸びている神経が損傷されて、下肢の痺れや感覚障害が起こります。頚椎の脱臼骨折を合併した場合や、頚椎症・後縦靭帯骨化症を伴うこともあります。
上記のような③~⑤の症状が強く出る場合は、多くは入院をすることが多いとされます。
私たちの深層筋施術では、退院された後に残ってしまう、首の痛みや手の痺れ、頭痛、目眩などが残ってしまった場合には、大変効果的ですので、まずはお困りの事がありましたら、当院へご連絡をください。
専門知識のあるスタッフが対応させていただきます。