交通事故によるむち打ち損傷(その1)
皆さん、こんにちは。たんぽぽ整骨院です。
先日、ニュースで交通事故の悲惨な現場を報道していました。本当に交通事故は怖いですね。安全運転を心がけましょう。
さて、交通事故では追突や衝突がほとんどですが、『むち打ち症』は、そういったことが原因で、首が鞭(むち)のようにしなってしまうと、起こってしまうのです。首と胴体が反対方向に力が加わるようになります。むち打ち症は、正式名称ではなく、病院などでの正式な診断名は『頚椎捻挫』や『頸椎挫傷』、『外傷性頚部症候群』などと診断されることもあります。
むち打ち症になると、単純に『首が痛い』だけではない事が多くなります。例えば
- 頭痛
- 全身倦怠感や全身疲労感
- 吐き気
- めまい
- 肩こり、背部痛
- 自律神経の乱れ(胃腸や呼吸器の機能低下)
があります。むち打ち症には、痛みだけでなく、様々な不快な症状が出てしまうのです。
そして、むち打ち症には、何種類かに分類することができるのです。それは、
- 頚椎捻挫型
- 根症状型
- バレ・リーウー型
- 脊髄症状型
- 脳髄液減少症
があります。
上記のうちで、最も多いのが 1 の頚椎捻挫型と呼ばれるもので、むち打ち症全体の70%~80%を占めているとされています。
次回は、それぞれの内容に関して少しだけ解説いたします。